私は毎日、50本ものタバコを吸う
ヘビースモーカーでした。
タバコは大好きだし、絶対やめる
つもりなんてありません。
毎日50本吸っている時の日常って
こんな感じです。
毎日50本吸う人は、カバンなどに
常に未開封の一箱を入れてます。
途切れること、手元からタバコが
無くなるのが怖いからです。
カバンの中には、未開封の一箱。
胸元のポケットには、今吸ってる
タバコが一箱。常にこの状態でした。
そして、今のタバコの箱が空になると、
カバンから新しいタバコを取り出して
開封のうえ、胸ポケットにしまう。
続けて、自販機などで、ストック用の
新しいタバコをすぐ購入してカバンに
しまう。こんな日常でした。
もし、あ~あるある、一緒だと
お感じであれば、ぜひこの先も
お読み下さい。
でも、あるとき、ひとつの情報に
出会いました。
そこで私は衝撃的な事実を初めて
知ることになりました。
当時の私は、自分のことを完全な
ニコチン中毒と信じきってました。
その理由は、こんな体験が
あったからです。
私は一回の喫煙で、3本くらい吸って、
また一時間後くらいに3本、だいたい
そんなペースでした。
あるとき、3本目を吸い終わって
空になったタバコのの箱を捨て、
カバンからストックの新しいタバコを
出そうとしたときです。
>>ストックがない!<<
カバンの中に、あるはずのストックがない、
タバコがない、タバコを吸えない。
このことは、少なからず私をパニックに
しました。
で、その瞬間、私はこう感じたのです。
>>タバコを吸いたい!<<
ほんの15秒くらい前に、3本目を
吸い終わり、いつもならここから
また一時間程度、吸わない時間が
始まります。
普通なら、一時間程度吸わなくて
大丈夫なんです。
でもタバコが手元にないという
恐怖感から、猛烈に、
>今、タバコを吸いたい<
と感じていました。
そんな体験をした私は、自分のことを
完全なるニコチン中毒だと信じるに
至りました。
ところが、です。
このニコチン中毒、禁断症状なんて
ものは実際はないんだ、という
衝撃の事実を知ることになったのです。
信じられますか?いま、実際に感じている
感情が、実は間違いだなんて、そんなこと
信じられますか?
この事実は、本当に本当に私には
衝撃的でした。
この驚愕的な事実が私を禁煙に
導いたのです。
でも、私が禁煙に成功した本当の理由は、
実は禁煙しなかったからなのです。